FDR レオメータ
VR-3110 Series
FDR（Flat Die Rheometer）は、配合ゴムを規定温度の平板の上下ダイス間に入れ正弦波ねじり振動を与えたとき、ゴムが加硫に伴って変化するトルクを測定し、最大トルク、最小トルク、スコーチ時間、加硫時間、粘弾性などの変化から加硫特性を求める試験機で、正確な正弦波振動を得るためのコーンドライブの採用及び4Heater Driveの採用により、試験結果の優れた精度と再現性を実現しました。
さらに、各部品の徹底したレイアウト設計により設置場所を選ばないコンパクトな形にまとめあげられた最新鋭の加硫試験機です。
なお、オプションとして発泡ゴムの発泡圧力や発泡反応と加硫反応の解析が可能な発泡圧測定仕様、プログラム昇温仕様も用意しました。
- 参考規格：JIS K 6300-2/ISO6502
- オーバーロード機能：22N・ｍ以上
- 試験温度：50～230℃
- 寸法：333（W）×520（D）×780（H）mm
フラットダイレオメーター（FDR）は、ゴムの加硫工程中の挙動を詳細に分析するために設計されており、最大トルク、最小トルク、スコーチ時間、加硫時間、および粘弾性の変化を正確に測ります。これにより、製品の品質管理に不可欠な加硫特性を明確に把握することが可能です。コーンドライブと4Heater Driveの採用により、試験結果の再現性と精度が飛躍的に向上しています。
フラットダイレオメーター（FDR）は、ゴム製品の加硫過程を厳密にモニタリングするために開発された試験機であり、振動式のトルク測定に特化しています。この装置では、配合ゴムを上下に配置された加熱ダイス間に挿入し、正弦波ねじり振動を加えることで、加硫中のトルク変動をリアルタイムで測定します。これにより、ゴム特性として重要な最大トルク、最小トルク、スコーチ時間、加硫時間を定量化し、さらに粘弾性の動的変化も評価します。利用者は、コーンドライブと4Heater Drive技術により、極めて高精度なデータ取得が可能となります。
試験温度は50℃から230℃の幅広い範囲で設定可能であり、設備が必要とする設置スペースもコンパクトに収められ、どんな条件の工場環境にも適応します。また、オプション機能で発泡ゴムの発泡圧力測定および、発泡反応と加硫反応の相互解析が可能です。
この装置は、JIS K 6300-2およびISO6502に準拠した試験標準を満たしており、22N·m以上のオーバーロード機能を搭載しています。寸法は333mm （幅）×520mm（奥行き）×780mm（高さ）で、設計は高い堅牢性を備えながらも取扱いやすさを重視しています。
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